[読解BJT].P61

 Q. 次の(      )に入る適切なことばは、どれでしょうか?

「仕事の速い田中さんが、改良された新システムを使うとなれば、(   )でさらに仕事の効率が上がりますね。」
①釈迦(しゃか)に説法
②猫に小判
③鬼に金棒(かなぼう)
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上記クイズの正解は、
③です!
「鬼に金棒」とは、「強い鬼にさらに武器を持たせる」という意から、「もともと強いものに、一層に強さが加わること。」という意味で、これが正解です。
問題文では、もともと仕事が速い田中さんが、新システムという新しい武器を手に入れれば一層に仕事の効率が上がる、ということを、「鬼に金棒」ということわざでたとえています。
①「釈迦に説法」とは、仏教を開いた釈迦に対して仏の教えを説くように、「知り尽くしている人に、それを教える愚かさ。」という意味です。「彼はこの会社に入る前は、学校の先生をしていた人だ。学校教育について説明するなんて釈迦に説法だよ。」などと使います。
②「猫に小判」とは、猫に小判を与えてもありがたがらないように、「どんな貴重なものを与えても、その値打ちがわからない者に与えては何の役にもたたない。」という意味です。小判とは、昔の金貨の一つで、価値の高いものです。「高級なワインをもらったが、味の違いがわからない私には猫に小判でした。」などと使います。類語に「豚に真珠」ということばもあります。
「鬼に金棒」ということば、機会があれば使ってみてくださいね。
鬼といえば、2月には節分という行事がありますね。日本では、「鬼は外、福は内。」と言いながら、豆を投げ、鬼(邪気)を追い払う風習があります。

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